クイーンが爆発的人気になっています。
11月9日に公開された映画『ボヘミアンラプソディ』は公から開75日目となる1月22日に興行収入100億円を突破し、2018年公開作品としては唯一100億円を上回りました。
累積動員数も760万人超えを記録し、サントラなどのCD・DVDも合計100万枚突破と益々勢いに乗っています。
今、その中でも、ロジャー・テイラーを演じたベン・ハーディが人気がとなっています。
何故かと言うとまさしくイケメンそして、そのマッチョな肉体美も注目です。
ベン・ハーディとはどんな俳優なのでしょう。
ネタバレ部分も含みます。
お気をつけ下さい。
『ボヘミアンラプソディ』はどんな映画?
アカデミー賞の前哨戦となるゴールデン・グローブ賞では、最優秀作品賞と最優秀主演男優賞をダブル受賞しました。
アカデミー賞でも作品賞、主演男優賞、音響編集賞、録音賞、編集賞の計5部門にノミネートされています。
特に日本では映画上映がロングランになっています。
というのも、ドラマの主題歌となった「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」、数々のCMで使われている「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」などなど、もはや、クイーンの楽曲をまったく聴いたことがないという日本人はいないと思います。
70~80年代に世界を席巻し、日本でも高い人気を誇ったロックバンドです。
本作はそのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの壮絶な半生とクイーンの軌跡を描いた物語になっています。
これは単なる伝記ドラマ、あるいは再現ドラマという枠を超えて、クイーンの曲をまったく耳にしたことがない若い人達が観たとしても、心が引き込まれてしまうに違いないエンターテインメントドラマとして作られています。
インド系移民という複雑な家系での差別とその容姿によってコンプレックスまみれだったフレディ・マーキュリーが、個性あふれる仲間たちとともに、己の才能を貫くことによって世界的バンドへと飛躍していく姿を描いています。
さらに、エイズ発症によって死去したフレディ・マーキュリーのセクシャリティからも目を背けず、彼の苦悩や葛藤、孤独にも深く踏み込んでいます。
心から愛しながらも、添い遂げることはできなかった恋人メアリーとの関係性にも共感する人は多いのではないでしょうか。
クライマックスは、死期を察したフレディ・マーキュリーが堕落から這い上がり、仲間たちとともに上がる20世紀最大のチャリティ・イベント『ライブ・エイド』のステージです。
本当の安らぎと絆を得たフレディが挑む、7万5000人の観衆が埋め尽くすスタジアムでの命懸けのパフォーマンスを披露します。
伝説的ライブの忠実な再現が、映画館をまるでスタジアムの中にいるように錯覚させてくれます。
そして、数々の名曲の誕生エピソードにも注目します。
タイトルになった英国史上最高のシングルと言われる「ボヘミアンラプソディ」のシーンはその最たるもので、周囲の反対を押し切り、独創的な手法で制作した楽曲がNo.1ヒットを勝ち取る展開がスカッとします。
マイク・マイヤーズがプロデューサー役で出演していますが、これは同曲が挿入曲の主演作「ウェインズ・ワールド」へのオマージュになっていますね。
爆笑したいなら、同作をチェックしてから観て下さい。
ボヘミアンラプソディ映画キャストのなりきり
【フレディ・マーキュリー役:ラミ・マレック】
劇中で圧巻のパフォーマンスを披露し、オスカーノミネートの呼び声も高まっているラミ・マレック。
来日時には、
「他の役なら数週間で用意できるけど、今回は1年もかけました。
クイーンに関わる全てのアーカイブ、日本の方が撮ったホームビデオなども見たんです。」
と役づくりについて語っていました。
【プロフィール】1981年、アメリカ・カリフォルニア州生まれ。
2015年にスタートした主演ドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」の天才ハッカー役で絶賛されて、エミー賞を受賞しました。
世界で大ヒットした『ナイト ミュージアム』シリーズに登場する古代エジプトのファラオ、アクメンラー役でも知られています。
【ブライアン・メイ役:グウィリム・リー】
ギター担当、ブライアン・メイ役のグウィリムは、ブライアン本人も
「映像を観たら本当に自分に見えた。」
と太鼓判を押すほど激似です。
バンドメンバーを演じたキャスト全員がそれぞれ楽器を練習して撮影に挑んだといい、
「全員が死に物狂いで楽器を習得しました。
演奏する手元のアップも自分たちで演じました。
すごく満足しているよ。」
と明かしています。
【プロフィール】1983年、イギリス生まれです。
主にテレビシリーズや舞台で活躍してきました。
シェイクスピアの歴史劇をベン・ウィショー、トム・ヒドルストンらキャストでドラマ化した「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」シーズン1に出演しました。
そのほかの出演作はドラマ「もう一人のバーナビー警部」(チャーリー・ネルソン役)などがあります。
【ジョン・ディーコン役:ジョー・マッゼロ】
ブライアン・メイとロジャー・テイラー本人が音楽総指揮として参加している本作。
そのため、グウィリムやベンは本人から直接指導を受ける機会があったそうですが、ベースのジョン・ディーコンはすでに表舞台から離れており、映画には関わっておらず、ジョーは二人に嫉妬を感じることもあったそうです。
でも、その姿は、グウィリム・リーにも劣らずそっくりです。
プレイスタイルもよく研究していて脱帽です。
【プロフィール】1983年、アメリカ・ニューヨーク州生まれです。
子役としてデビューし、ハリソン・フォード主演の『推定無罪』で映画初出演を飾っています。
『ジュラシック・パーク』や『マイ・フレンド・フォーエバー』で世界中にその顔が知られるようになりました。
大人の俳優に成長してからも『ソーシャル・ネットワーク』など話題作に出演しています。
ロジャー役のベン・ハーディ人気急上昇
そんな中、ロジャー・テイラー役を射止めたベン・ハーディの人間が急上昇しています。
イケメンでチャーミングな上、ドラムプレイも本人が演っているとの事で、演じているベン・ハーディって何者?と言う声が出て上がっています。
【ロジャー・テイラー役:ベン・ハーディ】
ドラムのロジャー役を射止めたベン・ハーディですが、
「生まれてから一度もドラムを叩いたことなんかなかったのに、オーディションでできると言ってしまった。」
という逸話も語っています。
監督から演奏している姿をビデオに撮るように言われ、慌てて練習して合格し、そこから毎日10時間の本格的なレッスンを受けたそうです。
【プロフィール】1991年、イギリス生まれです。
舞台やテレビシリーズで活躍し、『ボヘミアンラプソディ』のブライアン・シンガーが監督した大ヒットシリーズの『X-MEN:アポカリプス』で映画デビュー。
同作では巨大な翼を持つミュータント、エンジェルを演じました。
映画公開後、SNS上では
「ベン・ハーディがイケメンすぎた。」
「ロジャー役のベン・ハーディ可愛すぎません?」
「ベン・ハーディ好きすぎる」
といったコメントが続々上がっています。
その魅力にハマる人が急増しているようです。
ベン・ハーディは1991年、イギリス生まれです。
舞台やテレビシリーズで活躍し、『ボヘミアンラプソディ』のブライアン・シンガーが監督した大ヒットシリーズの『X-MEN:アポカリプス』で映画デビューを果たします。
同作では巨大な翼を持つミュータント、エンジェルを演じ、鍛え抜かれた肉体美も披露しました。
そのほかの出演作は、12月15日に公開されるエル・ファニング主演の『メアリーの総て』をはじめ、6月に公開された『オンリー・ザ・ブレイブ』などがあります。
待機作にはライアン・レイノルズ主演、マイケル・ベイ監督の『6 アンダーグラウンド(原題)/ 6 Underground』があり、さらなる活躍が見込まれています。
ベン・ハーディはロジャー本人からもドラムのレッスンも受けたそうです。
会ったときのことを
「ひどく緊張しました。
でも、彼は心から応援してくれました。
しかも、ドラムのミニレッスンまでしてくれたんだ。」
と振り返っています。
現在36歳のベン・ハーディ。
結婚はしていませんが、9年目になる彼女がいるようです。
イギリス人女優のカトリーナ・ペレットと言われています。
結婚はそんなに急いでないけれど、いつかはできたらいいなと語っています。
今はこの映画の人気で仕事も波に乗って来ているのでしばらくはないかもしれないですね。
今後も見逃せないベン・ハーディ。
注目です。
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