恵方巻き由来詳しく7種類の具と方角 2019は?廃棄問題もあり

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恵方巻きとは、節分に恵方を向いて無言で食すると縁起が良いとされる巻寿司のことです。

ここ最近、この季節になると、大々的に売り出して、すっかりおなじみとなりました。

最初は関西方面の習わしと聞いていたので関東の者にとっては馴染みの薄いものでした。

その由来はどこからなのでしょう。は、七福神のちなみ具は7種類とされています。

また、今年2019の方角はどちらなのでしょう。

その盛り上がりの影で大量生産された恵方巻きの廃棄問題もあります。

 

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恵方巻きの由来と7種類の具

恵方巻きの起源や発祥については諸説あり、後付けと思われるものも少なくないため、定かでは無いようです。

俗に言われている諸説を時系列でまとめると次のようになります。

《大正初期》大阪の花街で、節分の時期にお新香を巻いた海苔巻きを恵方に向かって食べ、縁起を担いでいたという説あります。

《1932年》大阪鮓商組合が「節分の日に丸かぶり ~この流行は古くから花柳界にもてはやされていました。恵方に向いて無言で壱本の巻寿司を丸かぶりすれば其の年は幸運に恵まれます」

と書いたチラシを配布しました。

当時のチラシが「本福寿司」(大阪中央区)に残っているそうです。

《1973年頃》大阪海苔問屋協同組合が

「節分の夜、恵方に向かって無言で家族揃って巻き寿司を丸かぶりすると必ず幸福が回ってくると昔から言い伝えられています」

と書いたチラシを、寿司屋に海苔を納める時に配ります。

当時は大阪のデパートでも

「2月3日 幸運巻き寿司売り出し」

と宣伝販売されていたようです。

《1977年》海苔業界による街頭イベント「海苔祭り」が大阪・道頓堀で開催され、「節分の丸かぶり」を取り入れた「巻き寿司早食い競争」が行われました。

これがマスコミに取り上げられて全国に知れ渡ったのをきっかけに、全国主要都市の「海苔祭り」でも宣伝されるようになりました。

《1983年》ファミリーマートが大阪と兵庫で販売開始しました。

《1989年》セブンイレブンが広島で恵方巻きの販売開始しました。

翌年より販売エリアが広がり、1995年には関西以西の地区、1998年には全国エリアで販売するようになりました。

こうした流れに伴いメディアでの広告が活発になり、様々なお店でも取り扱われるようになったため、恵方巻きの認知度も拡大し、現在に至っだと言われています。

恵方巻きの基本&定番具材とはどんなものでしょう?

恵方巻きについて調べていくと、結局のところ、これじゃないといけない、という決まった具材があるわけではないようです。

一般的に、7種類の具材を入れた太巻きのことを、恵方巻きと呼ぶそうです。

商売繁盛、無病息災を願いながら、恵方に向かって食べる恵方巻きの具材が、7種類であると

いうのも、七福神の7という数字が元になっていると言われています。

七福神の「福を巻きこむ」恵方巻きということで、7種類の具材が使われるようです。

昔ながらの7種の具材は、

キュウリ(三つ葉)、

かんぴょう、

椎茸煮、

伊達巻き(卵焼き)、

うなぎ(穴子)、

桜でんぶ(カニかま)、

高野豆腐

があげられます。

改めて七福神の七つの神様をあげておきましょう。
大黒天(だいこくてん)

毘沙門天(びしゃもんてん)

恵比寿天(えびすてん)

寿老人(じゅろうじん)

福禄寿(ふくろくじゅ)

弁財天(べんざいてん)

布袋尊(ほていそん)
七福神にちなんだ具材を食べて、福を呼ぶというような意味のようです。

 

 

恵方巻きの方角 2019は?

歳徳神(としとくじん)は、陰陽道でその年の福徳を司る歳神(としがみ)様のことです。

つまり今年の歳神様は東北東にいらっしゃるということになります。

歳神様のいらっしゃる方向に向かって事を行えば、万事に吉になるという事です。

ちなみに陰陽道(おんみょうどう)とは、中国古代の宇宙観や世界観を起源とし、日本独自に発展した占いの体系のひとつです。

また日本の占いでは立春(2月4日)から、その年の運勢の始まりとしている場合が多いようです。

方角はどのように調べたら良いのでしょう。

スマホや方位磁針(磁石)で方角を調べる事ができます。

スマホや方位磁針(コンパス)は水平に持ちましょう。

方位磁針は周囲の磁力の影響がない場所で測りましょう。

(モーターを使う家電製品、スピーカーなどの近くは誤差が出ることがあります。)

最初に北(方位角0°)の位置を確認します。

北に向いた状態で東北東を確認します。

スマホでは方位角を表示する機能もあります。

75°が今年の恵方です。

「恵方巻」という名称は1989年にセブン-イレブン広島市中区舟入店の野田靜眞さんが

「大阪には節分に太巻き寿司を食べる風習がある」

と聴いて仕掛けたことにより、1998年から全国へ広がり、2000年代以降に急速に広まりました。

それ以前に「恵方巻」と呼ばれていたという文献類は見つかっていないのです 。

だから、まさしく、造語というか、仕掛け人の発想なのですね。

その他には

「幸運巻寿司」

「恵方寿司」

「招福巻」

などとも呼びます。

2019年の恵方は東北東。

食べ方のルールはあるのでしょうか。

今年の節分は2月3日。

節分に食べる恵方巻きの特徴は、何と言ってもそのユニークな食べ方でしょう。

諸説色々ありますが、一般的なものをご紹介します。

①太巻きをひとりにつき1本準備する
福を巻き込むことから巻き寿司。

縁が切れたり、福が途切れたりしないよう、包丁で切らない事です。

七福神にあやかり、7種類の具が入った太巻きが望ましいとされています。

巻き寿司を鬼の金棒に見立て、それを退治する意味があるそうです。

②恵方を向く
恵方とは、その年の福徳を司る歳徳神(としとくじん。年神様の別称)のいる方角で、その方角に向かって事を行えば何事も吉とされています。

2019年の恵方は、東北東です。

③願いごとをしながら、黙々と最後まで食べる
しゃべると運が逃げてしまうので、食べ終わるまで口をきいてはいけないそうです。

さらに、目を閉じて食べる、笑いながら食べるという説もあります。

今年もコンビニでの恵方巻きの販売は盛んのようです。

恵方巻きの2019廃棄問題もあり

ここ数年では、デパートに行ってもお料理屋さんやフレンチのお店まで恵方巻きを販売しており、盛り上がっているようです。

恵方巻きを食べる習慣は、新しくできたものですが、お祭りや行事の際に、寿司を食べるという習慣は昔からあります。

寿司というのはもともと、魚と米と塩を合わせて乳酸発酵させた熟鮓(なれずし)、保存食として生まれ、その後、お酒や酒粕を加えた生成(なまなり)になり、お酢を使った早ずしへと変化しました。

この早ずしが発展して箱寿司になり、握り寿司や棒寿司になっていきました。
微生物の知られていなかった昔は、「発酵」というのは神様のお恵みとして、神様が作って与えてくれるものとして考えられてきました。

ですから、寿司は昔から格の高い食べ物で、ハレの日の料理になっていったのです。

日本酒がお神酒として神事に使われるのも、そうした理由からです。

年々縁起物としてよりも、お祭り感が高くなっている「恵方巻き」ですが、スーパーやコンビニでものすごい数の恵方巻きを見かけます。

こんなにたくさんの恵方巻きを本当に食べるのか?と疑問に思うこともあります。

もりあがりの陰では売れ残った商品の大量廃棄や、販売の「ノルマ」などの問題が起きています。

500リットル入りの容器には恵方巻きやご飯、キュウリなどがギッシリ。

破砕機に流れ落ち、のみ込まれています。

昨年2月3日午後、神奈川県相模原市の「日本フードエコロジーセンター」には恵方巻きや、そのためとみられる具材が大量に運び込まれていたそうです。

普段のご飯ものと比べて2倍ほどの量だったといいます。

例年、節分の頃には恵方巻き関連の食材が増えるといいます。ここで処理され、豚の飼料となるそうです。

高橋巧一社長によると、こうした廃棄食品は店頭に並ぶことすらなく、食品工場から直送されていることが多いそうです。

コンビニなどは販売傾向などを考慮して発注していますが、

「不足しないよう、工場側は多めに作る必要があり、大量に余ってしまうようだ」

といいます。

ただでさえ、食料廃棄の問題が浮上している昨今、もう少し計画性のある提供の仕方が望まれます。

絶対に食さなければならない物では無いのです。

食したい方が全て予約注文にすれば少しはロスが減るのではないでしょうか。

その土地に伝わる食における文化は引き継いでいく必要がありますね。

バランスのとれた食とは何か、そんな事を考える日であってもいいかと思います。

 

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